行くよ

よしきと言います。1994年生まれ 大学卒業後、製菓の仕事、福祉の仕事を転々として いま現在フリーター。

保健所や市役所

ここは、喫茶店です。

いま、僕の目の前には マイケルムーアみたいなおじさんが
サンドイッチと アイスコーヒーをいただいていて、
新聞を読んでいます。
(マイケルムーアじゃねーよ。)

今日ですね、色々なところへ行きました。

まず、保健所に初めて行きました。

雨の中の保健所は
空いていて 静かで 緊張感が漂っていました。

「大人に怒られるんじゃないか。」と、
思いながら、
保健所に入ると、男性職員の方が
「ご用件は 何でしょうか?」
と訊いてくれました。

「あの、食品関係のことで、聞きたいことがありまして・・・・」
「あっ、それなら、2Fへ行ってくださーい」
「ありがとうございます。」

2Fへ上がると、1Fよりも、人が少なくて
ふぅ〜と ひと呼吸おいて、
椅子に腰をかけました。

「よしっ」と、保健所の食品の部門の部屋に入ると、若い女性が来て
「何の ご用件ですか?」と 尋ねるんです。

この若い女性が、クールなんです。

「あの、祭りで、食べ物を売りたいと思っていまして、その許可をいただきに来ました。」

「あ、そうですか。で、何を売るんですか?」
「ええ、焼き芋を売ろうと思っています。」
笑うかと思ったら、少し口角が2mmくらいピクリッ上がり、
「わかりました、許可証の申請用紙を ただいま、お持ちします。」

「お願いします」と応えると、姿勢よく歩いて用紙を持って来てくれました。

説明を受けると、「まず、お祭りということで、今回は 臨時証明ということになります。焼き芋ということで、トウモロコシと同じ部類に なりますね。」

「ええ、そうですね。」

「どちらのお祭りに、参加するのですか?」と彼女が聞くので
「はいっ、あの、平田谷(仮地名)です。」と応えました。

「あの、道路とか でも、販売をしようと思っているんですけど?」と訊くと、「1日だけなら、臨時で 大丈夫です。」と応えました。

(まだ、まだ、書きますよー、ちょっと待ってください)

 


とりあえず、臨時の用紙をもらって、駐車場に戻りました。

「いま、16時か。」と ぼんやり していると、「あ、警察に 道路販売のこと聞いてみよう」と思いました。

ちょうど、保健所を出て、50mくらい歩いたところにあるので、ラッキーでした。

警察署に行くと、門番が 怖い険しげな顔で、睨んでいるんです。

「大人たちに 怒られるのかな、嫌だな」とか 思いながら 緊張していました。

「でも、こっち なんだ」と 強く思っているんです。

「こんにちは」と門番に頭を下げ、
警察署に入ると 、また 保健所と同じように色々な部門が あるんですね。

僕は道路関係の、部門に行きました。

すると、趣味でフラダンスを習っていそうな女性(イメージしずらい でしょうか(笑))
が、「こんにちは、何の ご用件ですか?」
と聞きました。

「道路で 食べ物を販売したいと思っていまして、その許可をいただきに来ました。」

「その許可 でしたら、隣に行ってくださいね。」と 言われました。

隣の机には 元都知事の猪瀬さんみたいな人が、何をそんなに急いでるのか知りませんが、一所懸命に 判子を押しているんです。
(お餅つきみたいに)

僕が近づくと、「ちょっと、待って!いま、ひとり並んでるから、そこに座ってて」と言うんです。

「はい。わかりました。」と 椅子に座り、
「交通死亡事故 38日間 0」という 掲示板を 見ていました。

「はい、お待たせ、次の方」と呼ばれて、立ち上がると「あ、君じゃない。先、彼だから」と 。

「あ、すみません。」と、席に戻りました。

曇った窓に映るじぶん。

どうみても、焼き芋を売るような男じゃないんですよ。
ギンガムチェックを着た、その辺にいる予備校生みたい男。

「お待たせ。」と呼ばれて、「それで、ご用件は?」

少し緊張感しながら、「道路で食品を販売しようと思っていて、その許可をいただきに来ました。」

「道路は ダメ!✖︎」と言われました。

「それは、行政から ダメって言われてるの」

「そうですか、わかりました。」と 帰ろうとしたら、「ただね、公園とか、駐車場とかは 警察には わからないんだよ。」。

「公園とか、駐車場は 市役所だったり、自治体が 管轄しているものだから、ほら、よく 公園とかで 売り物開いてるじゃない?」

ここまで、書いてきて、読者のみなさん、
疲れてませんか?ぼく、少し疲れました。
コーヒーブレイク、しましょうか。

長い文章なので、7月15日 2 へ、
続きを書きました、よろしく。