行くよ

よしきと言います。1994年生まれ 大学卒業後、製菓の仕事、福祉の仕事を転々として いま現在フリーター。

風俗じゃなくて、出会い系。

「ここは、どこ?」

「ここは 現実の女性が バーチャル世界で存在している空間よ。」
「あなたは、ここへ来るのは2回目ね。」

「そうか。ここは、出会い系アプリ」

「落ちるところまで、落ちたな、お前。」
へっへっへー!と 悪魔が囁く。


どんな会話をしていると思いますか?
ちょっと興味あるでしょ?


まず、こちらから 「仲良くなってください。」と申請メールを送ります。

すると、顔と年齢とプロフィールを見て、
「こいつにするか。」と女性はオッケーの合図を出します。

例えば、僕がプロフィールを見て送ったこの人。

面倒くさいから、そのままコピペしました。スミソニアン

名前 チャムやん
明日暇/like→soccer/洋楽/海外/海外旅行/STAR BUCKS/カフェ/movie/散歩/夜景/スニーカー/fashion/買い物/英語/Golf
来年から海外の大学いく。

すごい甘えんぼで寂しがりや。

年上がすき

スーツ姿がすき背の高い人が好き
東京より埼玉/埼玉南部

気分の浮き沈み激しいけどそれでもいい人は。わかってくれる人だけでいいです。

美容師さんいないかなあ

と、プロフィールを読んで、
送るわけです。
「話しましょ〜〜」と、
適当に一言。

「何をやってるんだ!?おれ・・・・」

会話は唐突に はじまる。

俺「大学生なんだ」
チャムやん「やめたけどね 笑」
俺「そなんだー。いいんじゃない。」
チャムやん「いいのかな? 笑」
俺「わからないけど、大丈夫だよ。」
チャムやん「わからないwww」
俺「へへ 笑」
チャムやん「なんだ 笑」
俺「バイトしてるの?」
チャムやん「探してる!」
俺「俺もなの」
チャムやん「おおお」

と、ここで大きな声で!
「知らんがなぁああああ嗚呼ああああ」


続き (笑)

俺「あの女優さんに 似てるよね?」
チャムやん「誰々?」
俺「あの、水族館のドラマに出てた。」
チャムやん「誰ダァ」
チャムやん「水族館のドラマがわからない 笑」
俺「あまちゃんに出てた。リーダー役の女優さん」
チャムやん「能年玲奈
俺「ちがーう。」
俺「調べるわ。待っといて」
俺「松岡茉優さんだ。」
チャムやん「調べてみる。」
俺「知らんかった?」
チャムやん「知らんかったよお」
俺「そうかあ〜〜」
チャムやん「うむ 笑」
俺「ちょっと席を外すね。」
チャムやん「おけぃ」

ここで!
「どうでもいいワァーーー!!ボケー!!」

話を戻します。

2人目ね。

準備は、いいですか?
いきますよーっ!

自己紹介
名前 ゆな
女子大 20歳。趣味は野球観戦。
寝ちゃいけないのに、眠い。てすと。
こわい。

俺「らんらんらん〜♪」
俺「キャッチボールしよ?」
俺「寂しいんだ」

もう、ここまで読んでて ゾクゾクするほど 気持ち悪い。

ゆな 「一人暮らしなんですかー?」
俺 「ううん、家族と」
ゆな 「なのに、寂しいの?」
俺 「なんだか、ネットをしてて寂しくなってしまって・・・・」
ゆな 「そうなのか・・・・」

それで、会話の内容が消えてしまっていたので、僕が覚えている範囲で 文字起こししていきます。

一方的に俺が話す。
俺「野球、好きなんだ?」
俺「この前、野球観戦に行ったんだー。
東京ドーム!後楽園!
いやぁ、よかったよ。大田と村田が打ってくれたんだよー。
それで、練習試合まで見れちゃってさ。
阿部の汗を拭いた写真もあるよ。、
ゆなさんは、どこのチームのファン?」

数分後にピロリロリンと鳴り

ゆな「私は、巨人ファンです。
もちろん、後楽園にも行ったことありますよ。」

俺 「他に 何か好きなことある?」

ゆな「ピアノかな?」

バカな俺 「ピアノ?ピヤノ?」

ゆな 「ピアノよ。」

俺「へぇー、いいね。ピアノが弾けるって
絶対音感?お家にピアノはあるの?」


数分後、ピロリロリン♪
ゆな 「ありがとう。」

その間に
俺「質問連打!ダダダダ!!」
「好きな漫画は何?コーヒーは好き?
プロフィールの写真が、落書きの絵で。雪だるまの服を着た女の子なのだけど、それは あなた?」
ゆな 「ちょっと待ってね(笑)、世田谷だよ。暇つぶしかなぁ。」
俺 「世田谷なんだー。」
ゆな 「そう。いま帰り道。」
俺 「あーーー!歩きスマホだーー」
ゆな「電車。」
俺「電車スマホだ!」
ゆな「それは、危なくないでしょ 笑」
俺 「ハハハ」
ゆな 「はははは」

こうやって、文字起こししてみると、
ずいぶん 楽しんでるじゃないか、俺よ。

3人目、読みます?

書きますね!

この方が、実は 一番最初に話した方です。

韓国と日本のハーフの女性。

たつるちゃん。

たつる 「みーっつけた!」
俺 「みつかったー!」
たつる 「やあ、こんにちは!」
俺 「やあ、やあ こんにちは!」
たつる やあぁと 猫の写真を送ってくる。
俺 「かわいいね。」
たつる 「可愛いでしょ、うちの息子。
夏になって、黒くなってブサイクになったけど、ずっと可愛いわ。」
俺 「あっ!ドコノコっいうアプリ、知ってる?あれ、いいよー。」
たつる 「どこのこ?知らないなぁ、何のアプリなの?」
写真付きのドコノコページを開いて、これ?と訊く たつる。
俺 「そうそう。犬とか 猫とかの住所登録アプリだよ。迷子になった時、便利なんだってさ。」
たつる「へぇー、知らなかった。でも、私、韓国にいるから できるかな?」
俺 「全国共通、アフリカだって、
大丈夫なんだってー。」
たつる 「ありがとー!私のマンション、一階だから 危ないのよ。」

糸井さん、出会いアプリで知りあった子が
ドコノコアプリを使うみたいですよ!

俺 「なんて あだ名で、呼ばれてるの?」
たつる 「チュー。たつる の、「 つ」を
「ちゅ」に変えて チュー。」
俺 「なるほどー。」

あとは、身長とか 大学までの距離とか、
しゃべって、バイバイ〜。