行くよ

よしきと言います。1994年生まれ 大学卒業後、製菓の仕事、福祉の仕事を転々として いま現在フリーター。

ら ら ら

ら ら ら ら ららー↑ ららら〜 らーらー。

僕は もう、ほーーんとに、忘れ物が多いし、無くし物が多いのです。

嫌んなっちゃうくらいに、そういったことが多いものだから、注意を呼びかけるために、チャリンチャリンとうるさいくらいの鈴をつけているんですね。

そして、今日も 仕事さがしも せずに、
車の中で 眠っていました。

目をさますと、瑞々しい空と ゆっくり流れる雲を見つめていました。

社会人の22歳になっても、こんな 時間を過ごしていいのだろうか? と思いながら、扇子を仰いでいました。

「ま、いっか」と、ラジオから そんな言葉が流れてきました。

また、ひと眠りつくと・・・・

ぽつんっ、ポツ ポツポツポツポツ、
ザッーーーーーー、ゴッーーーーーー。

まるで、洗車中の機械の中に いるような
雨が ザバッーと降ってきました。

ゴゴゴゴッ、ガララ と 雷が聞こえる。

「はぁあ、雨か。暑いなぁ」

「思いっきり降る雨は、すぐに止むだろう」という僕の予感は 当たりました。

キラキラの雨上がりの公園は、ずっと車で過ごしていた僕を 「ちょっと、歩こうか」と 誘ってくれました。

散歩していると、自我が飛んで行ってしまい、見る景色。

おじいちゃんや、おばあちゃんたちが、
ブルーシートを敷いて 集会を開いていました。

ぷくぷく、ぱっ、ぷくぷく、ぱっ、現れては消える水たまりの泡は 神秘的。

「警備員さんが いるのは、どうして?」

若い男女たち、カメラマン、大きなバス、スティーブジョブス役の俳優だろうか?そんな人、赤チェックの茶髪の男。

ドラマの撮影が 始まる前でした。

そんなこと知らずに 大学生の集まりかと思い、群れを横切ると、またまた、警備員さん。

ザクッ ザクッ 鳩ぽっぽー。

噴水が見られます。

「あっ」

パサーッと、噴水から水が 高く飛び吹く。

帰ろか、帰ろか、車さん。

ウォークマンを聴きながら、歩いていたものだから、車の鍵の鈴の音に気づかなかった。

「ないや。」
探そか、探そか、けんちゃん。

らん らん らん 歩いた道を もーっいっかい!

鍵を探すという目的も忘れて、もーっいっかいを楽しもうぜ。baby.

ドラマの撮影している人や、バスケットボールで遊んでいる若い子たち、ウォーキングするおじちゃんに、もう一回 こんにちは。

それで、管理室。

「車の、鍵、届いていませんか?」

「ないね。今日は、自転車の鍵しか 届いてないよ。そんじゃ」

「そっか。」、車に戻る。

2、3分後。

どうしようかな と思っていると、
テンテンテンテンと、チャイムが鳴る。

「ホンダの鍵を落とした方、ただいま、落とし物を こちらでお預かりしています。もう一回、繰り返します。ホン・・・・」

「おっ」と、取りに戻ると、
「おおっ、いま、見つかったんだよ。
いやー、偶然だねー。はいっ、どうぞ。」

「そうですか、有難うございます。」にっこり。

 

どうでしたか?ね、ただ単の 僕の日常文章でした。
向田邦子さんの対談集を読んでいて、いいなと感じていて、僕も 文章を書いてる時に使ってみたい 言葉があります。

言葉というか、笑い声なのです。

ハハハハ と、笑うんです、向田邦子さん。

そのハハハハが、時と場を広げ放つ感じが周りの人たちを・・・・

でも、ちょっと いまの僕の生活の中で、ハハハハを使う場面は ないです。

あの、ツイッターをしている時の田中泰延さんの感想の返信で、「ハハハハ」を グッとタイミングで使えたらなと 思っていました。

ネタバレしちゃいましたね。へへ (笑)

でも、僕自身の問題として、
使う機会が まだ、なさそうなので・・・・
こんな感じに書いちゃいました。

ハハハハと すてきに笑える大人 。


夜空に輝いている
憧れられる大人がたくさんいて、
ほのかな光を放つ星です。

無駄話が、多くなりました。失礼。