行くよ

よしきと言います。1994年生まれ 大学卒業後、製菓の仕事、福祉の仕事を転々として いま現在フリーター。

これが、大衆なのかもしれない

 

野球を観戦したあとは、
気持ちよくは ありません。

クタクタになる。
少しイライラする。

4回の裏まで、
東京ドームを
ぐるぐる3、4周ほど、回っていました。
(野球、みろっ!バシッ)

外野、内野 巨人、横浜の応援している人たち、警備員の人たち、ビールの売り子さん、お弁当を売っている人。

そういった人たちの、表情や応援の声を、見ていました。

ワーワーと ワッセワッセと
熱狂する姿は、
まさに、大衆 なのかもしれません。

悲しくなったり、虚しくなったり、
嬉しかったり、怒ったり、恋したりする。

大衆の中では、言葉は 薄くなる。
目に見えるものが、すべての世界。

隣の男の子が、面白いことを言ってた
言葉も、思い出せません。

ドームの広場に出る間の待ち時間は、
少しだけ
孤独を感じたし、寂しさもあった、
チラシに書いてあった 死亡遊戯さんの
文章に、じぶんを取り戻せました。

大衆の外を出たあとで、
言葉は 広がる。

それが、わかったのは 最寄り駅から
自宅までの 徒歩の帰り道と ドリカムの曲。

野球場で、僕も タオルを回したり、拍手したり、立ち上がったり、点数を気にしたり、明太子味のたこ焼きを食べてました